こんにちは、柴田崚介です。
大学院に通いながら、私立高校英語科非常勤講師とサッカー部スタッフを両立していました。
※ 2020年度は修論専念中
今回は、2020年度の教育実習の延期が要請された今、何をしておくべきかについて解説していきます。
2020年度の教育実習の延期が要請されました。
例年春~夏にかけて行っていたものを秋以降に実施する予定です。
延期された!ラッキー!ではなく、だからこそ今何をするかが大切になってきます。
明らかなことは、準備する時間が増えたということです。
この期間を有意義に使って最高の状態で教育実習に臨むようにしましょう。
実習延期概要
文部科学省から通知が出ているので、簡単にまとめます。
必ず、ご自身でも一度自分の目で確かめるようにしてください。
https://www.mext.go.jp/content/202000403-mxt_kyoikujinzai02-000004520-2.pdf
秋以降に
令和2年度の教育実習については、例年、春から夏に実施しているものについても、臨時休業明けは特に例年に比べて学校の業務負担が大きくなることも想定されるため、教育委員会等と 協議の上、必要に応じて実施時期を秋以降とすることも検討していただきたいこと。教育実習生 を受け入れる小学校等の今年度の受け入れ数が制限される場合には、卒業年次の学生など教育 実習を次年度に実施することができない事情のある学生を優先していただきたいこと。
令和2年度における教育実習の実施に当たっての留意事項について(通知)
従来春~夏に行っていた教育実習が秋以降に実施されるということです。
通知は4/3日ですので、多くの学校で5月末まで臨時休校が決まっている現在、ほぼ確実に秋以降に実施する学校が多いでしょう。
実習できんかったらどうすんねん。
実習自体できないことを心配されておられる方もおられると思います。
実習中の状況により、十分に実施できなかった内容があった場合には、大学・専門学校等は事後指導等において、補充的な内容の授業等を行っていただきたいこと。
令和2年度における教育実習の実施に当たっての留意事項について(通知)
最悪の場合は大学の事後指導等でなんとかするようにも通知されているので、教育実習行けんかったらどうしようと心配する必要もないです。
実習生がしなければいけないこと
実習に関して学生へも通知が出ています。
簡単にまとめると
・2週間前から、毎朝の検温及び風邪症状の確認
・感染者と濃厚接触した場合、最終接触日から起算して2週間程度は教育実習への参加を見送る
・ガイドラインを理解した上で参加する
・実習中は、その学校の指示に従う
秋以降も、コロナウイルスがどうなっているのかはわからないですが、しっかりと予防と対策を常日頃から心がけるようにしましょう。
学力向上を図る
この時間を使って、自身の学力の向上に努めましょう。
学力の向上
教育実習生に多いのが、純粋に学力がたりてないことです。
もちろん、全員とは言いませんが、自分の理解が曖昧な状態で生徒に授業している学生がいるのも事実です。
例年はそれでも乗り切れました。
ただ、今年度はそうはいかない可能性があります。
というのは、この休校で学習時間がキツキツになるかもしれないからです。
つまり、一切授業時間を無駄にはできないということです。
その貴重な時間を実習生の適当な授業で奪われるわけにはいきません。
しっかりと、学力を向上をしておきましょう。
指導力の向上
学力があるのは前提です。
が、残念ながらそれだけではうまくいかないのが教師という仕事です。
指導力、授業力を上げる必要があります。
プロの選手だからと言って指導がうまいとは限らないように、授業力はまた別だと考えてください。
つまり、指導の勉強をしなければいけません。
普段であれば、大学でその機会があったりすることもあったと思います。(十分ではないが)
その機会もない人が多くなると思うので、自宅でやる必要があります。
しなければいけないのは
・いい授業を参考にする
・自分でアウトプットする
の2つです。
いい授業を参考にするは、スタディサプリやYouTubeでのわかりやすい授業を参考にしましょう。
どちらも、わかりやすいだけでなく、オンライン授業の最先端でもあります。
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自分でアウトプットするは、参考にした授業をセルフで行いましょう。
生徒がそこにいると思って、やってみます。
恥ずかしいかもしれませんが、指導力の向上だけでなく、知識の定着にも効果があります。
必ず、アウトプットするようにしましょう。
他のスキルも身につけよう
このご時世になってしまったことはもう避けられません。
今後、教師としても多様なスキルが求められる時代になります。
教科指導力だけではないスキルもこの機会に身につけておきましょう。
多様なスキルが求められる
今、現場の先生たちが苦労していることを知っていますか?
オンライン授業です。
YouTubeでライブ配信するにしても、できますか?
録画型をやるにしても、動画編集できますか?
スタディサプリのトップ講師である関 正生先生がTwitterでこんなツイートをしれおられました。
映像授業をやって初めて気づかされるのが「講師のノイズ」
— 関 正生 (英語講師) (@sekimasao) May 2, 2020
息の漏れ、舌打ち(唇や舌がくっついたときに出てしまう音)、唾を飲み込む音…
予備校の大教室で気になる生徒はいないだろうが、イヤホンを通すと「凶器」になる。
まあ、性能の悪いマイクにすれば解決するが、それはそれで問題なので。
息遣いまで気をつけなければいけません。
僕自身、オンライン授業を作成したことがあります。
照明から、黒板との距離から何から何まで、普段授業しているのとは異なりました。
つまり、IT系のスキルが求められる可能性が高いということがわかると思います。
この機会に、さわりだけでもいいので、動画編集やプログラミングを勉強してみることをオススメします。
TECH::CAMP(エンジニアスクール)時間は皆平等
今、何をするかです。
テレビを見たり、YouTubeを見ているそこのあなた。
ライバルはどんどん差をつけていますよ。
時間だけは全世界の人間が平等に持っているものです。
つまり、みんなが休んでいる間にどれだけ勉強できるかが、そのまま差になります。
と言っても、みんなできません。
だからこそ、ここでできれば強いんです。
毎日、何か目的を持って行動しましょう。
一番やらなければいけないことだけは毎日絶対にやりましょう。
まとめ
今回は、2020年度の教育実習の延期が要請された今、何をしておくべきかについて解説しました。
教育実習は、
・秋以降に実施予定
・最悪大学の授業でなんとかする
今すべきことは、
学力・指導力の向上
多様なスキルを身につける
本当に激動の一年になります。
だからこそ、チャンスと捉えて毎日行動しましょう!
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