こんにちは、柴田崚介です。
大学院に通いながら、高校非常勤講師をしている現役教師です。
先日、このようなツイートをしました。
教育実習中は夜まで学校に残って準備しないといけない。寝る時間がない。
— 柴田崚介@高校教師×大学院生 (@ryoispassion) October 4, 2019
との声を多く聞きますが、準備不足からきてると思います。
どこをやるかなどは前もって知らされるわけですよね。
教材研究を進めておくこと。
指導案の書き方を学んでおくこと。
準備が全てです。
教育実習のイメージとして、辛い・キツイというのが一番にほとんどの人がくると思います。
・夜遅くまで学校に残らないといけないのか
・家帰っても、作業し続けないといけないのか
など、様々な不安があると思います。
結論から言うとその状況が起こる一番の原因は「準備不足」にあります。
教育実習が始まってからそんな状況にならないためにどうすればいいのか
キツイって聞くし教職続けるのやめようかななど
そんな悩みをしっかりと解説して解消していきます。
教育実習は辛くも、キツくもない
教育実習は辛くの、キツくも本当はないです。
バイトの初回の頃と同じ感覚
ちょっと、例えを持ってくると、教育実習の大変さは「バイトの最初」の方と似ていると思います。
というのは、大学ではこれまで教育などは勉強してきたかもしれません。
ただ、ほとんどの人が授業経験もなければ学校という組織で働いたことがないと思います。
バイトをしたことがある人はわかると思いますが、仕事を一から覚えることは大変だし、最初からうまくいくことなんてほぼゼロですよね。
つまり、教育実習はうまくいかなくて当たり前だし、そこに変な自信を持っていくことは逆に危険です。
一から学ばせてもらう姿勢を絶対に忘れてはいけません。
定時に帰ってしまえばOK
一番の不安要素かなと思うのが
・夜中まで学校に残って作業しなければいけないのか
だと思います。
実際は一切残る必要がなくて定時に帰ってしまえばOKです。
ただし、やることはしっかり終わらせてから帰りましょう。
僕自身、定時の16時30分に帰宅していました。
その後、部活参加をしたりしてました。
その後の部活参加が気になる人は次の記事を参考にしてください↓
他の教育実習生や先生の目が気になる場合
その日、やることが終わった帰りたい。
でも、他の人の目が気になる…
鋼のメンタルで気にせず帰れればベストなのですが、現実は難しい…
そんな場合はポジティブに、どんどん先に作業を進めましょう。
教材研究などは教育実習が終わるまでは、無限にあります。
その日残って、次の日の分までやっておく。
それを積み重ねていけば、日に日に他のことに時間を使う余裕すら生まれてくると思います。
一番大事なことは、その日の作業はその日の定時までに終わらせる感覚を持つことです。
教育実習までの準備がすべて
冒頭でも、教育実習において準備がすべてということを書きました。
それが教育実習を辛いものにしない一番の要因です。
教材研究を進めよう
教育実習が始まる前に、担当の先生との面談があり、クラスの様子、授業がどこまで進んでいるか聞くことができます。
教科書を教えてもらったら、そこの範囲の教材研究はできる限り進めておきましょう。
これが後々効いてきて、教材を研究する時間が減るだけで授業準備にかかる時間を大幅に削減することができます。
大学の授業のノリで始まってからで余裕でしょ。のスタンスでいくと、確実に辛く・キツイものになります。
指導案の作り方は頭に入れとこう
ほとんどの人が授業の型を持っていないと思うので、指導案まで完成させておくのは難しいです。
また、教育実習においては、指導教員のマネをすることがいい評価に繋がるポイントにもなってきます。
この記事を参考にして見てください↓
なので、最低限、各教科の指導案の作り方はネットなりで検索しておくことをお勧めします。
ある程度テンプレートが頭にあるだけで、作業効率ももちろん上がります。
自分の授業の型をイメージしておこう
これは指導案作りの部分と少しかぶっているのですが、自分が授業するとしたらどんな授業をしたいのか
そのイメージを持っておくとbetterです。
実際は、指導教員の授業のスタイルをマネていくことになるんですが、ベースは指導教員の授業の型で、その中に自分のオリジナル要素も含めていけるといいと思います。
家に帰ってからの時間を大切にしよう
家に定時で帰ってきました。
でも結局ダラダラしてしまった意味がありません。
効率的に時間を過ごしましょう。
教育自習中は自由時間はできるだけ教材研究に使おう
もちろん、学校内で作業を終わらせてくればそんな必要ないのですが、実習中は教材研究に時間を回すといいと思います。
というのは、教材研究というのは終わりはなくて、勉強すればするほど深まっていくし、いろいろな指導法も発見できます。
僕は、教師をしている日は、家に帰ってきて夜の時間は24時まで教科の勉強に時間を割いています。
免許だけ欲しい人は…
僕の場合は教職についていますが、一定数の人が免許をとるだけのパターンだと思います。
そんな人は無理に自由時間を勉強に使う必要はないです。
あくまで、プラスアルファの部分なので徹底的に定時内に終わらせることを意識しましょう。
人生に一回しかない期間なので、徹底的に勉強するのもありだとは思います。
まとめ
今回は、教育実習は本当に辛く・キツイのかということをテーマに書いてきました。
結論は
準備次第で、楽に乗り切ることができる
ということです。
もちろん、定時に帰ってOKです。
でも一教員としてしなければいけないことは必ずやるようにしましょう。
そこをやらずに文句を言うのは間違ってます。
多分、多くの人が不安になるような言葉を言ってくると思いますが、大丈夫です。
準備をしっかりして、楽しく教育実習を乗り切りましょう!
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