こんにちは、柴田崚介です。
大学院に通いながら、高校非常勤講師をしています。
今回は、教育実習の最後に子どもたちにプレゼントは必要なのかについて解説していきます。
教育実習中にお世話になった子どもたちに何かプレゼントをしてあげたい。
短い間だったかもしれないけど、思い出もある。言葉にして伝えたい。
気持ちはわかります。僕も、教育実習でお世話になったクラスの子どもたちに何か歌とか歌ってあげたいな。そう思いました。
でも、結論から言います。
プレゼントは、「いりません」
プレゼントといってもいろいろ種類があると思いますが、ここでは、形に残るものとします。
例えば、色紙とかしおりなどです。
いらない理由を解説していきます。
✔️この記事でわかること
- プレゼントが必要かどうか
- 代わりに何をしてあげるべきか
プレゼントに割いている時間がない
そもそも論なんですが、プレゼントを作っている時間はないと思ってください。
それより、日々の授業準備の方がよっぽど大切です。プレゼントを作ろうと思えば、それなりの時間がかかります。その時間を確保しようと思えば睡眠時間を削るか、授業準備の時間を削るかのどちらかになります。
教育実習の大きな目的は模擬授業を成功させることです。
授業を充実させることを目指せ!
プレゼントに割く予定だった時間は、授業準備に使いましょう。
授業の中で、子どもたちが興味を持ってくれるような話をたくさんしてあげましょう。
普段、学校の先生からはしてもらえないような話を織り交ぜながら、記憶に残るような授業を展開しましょう。
もらった子どもが処理に困る
これはその子どもによって変わりますが、例えば一言書いたカードをもらった子どもはそれをその後どうするでしょうか。
一言読んだ後どうなるでしょうか。
捨てますよね。
もしかしたら、大事に保管してくれる子もいるかもしれません。
でも、「先生にもらったし捨てにくいな…」
と困る子どもたちがいることも予想できますよね。
僕自身は、律儀にボロボロになるまでずっと筆箱の中に入れてましたけどねww
一言書くぐらいなら、直接伝えろ
何か書いて伝えようともし考えているのなら、実習が終わる一週間前から、一人一人にさりげなく声をかけてあげましょう。
そのほうが子どもたちは何倍も嬉しいです。
「あ、先生僕(私)のこと見てくれているんだ。」
そこで伝えたいことを話してあげましょう。
「〇〇君、こんなところ頑張っているよね」
担任の先生には見えていない彼らの頑張りを評価して声をかけましょう。
そっちの方が子どもたちの心に必ず届きます。
その風習はいらない
このプレゼントを渡そうみたいな文化って割と昔からあったから。みたいな感覚でなんとなくやるケースが多いと思います。
その風習的なものはいらないと思っていますし、これからの時代どんどんそういうものはなくなっていくと思います。
おかしいと思ったことはやらなくていい
もし、歴代の先輩がやっていたからだとかそんなことでやろうと思っているならやめましょう。
めんどくさいなと思って作ったものに気持ちなんて一切乗らないし、作るだけ無駄です。
プレゼントなんていらない。そう思った方は周りが作っていたとしても何も気にせずやめちゃいましょう。
結論
結論は「プレゼントはいらない」です。
教育実習生としてまず、一番にやらないといけないタスクをしっかりとこなしましょう。
周りに流されず、自分が必要と思ったことに全力を捧ぐようにしてください。
ここまで否定ばかりしてきましたが、自分がやらなければいけないタスクをしっかりとやっている上でプレゼントを渡したい人は渡していいと思います。
子どもたちのためにこんなことをしてあげたいと思ってやったことなら大きな間違いはないと思います。
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