大学での教職課程は本当に忙しいのか

教職
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こんにちは、柴田崚介です。

大学院に通いながら、私立高校英語科非常勤講師とサッカー部スタッフを両立していました。

※2020年度は修論専念中



今回は、大学での教職課程は本当に忙しいのかをテーマに解説していきます。


しんどいぞ
つらいぞ
やめとけ

教職課程を取得しようとするならば、必ず聞く言葉でしょう。

でも、その言葉は誰が言っていますか。

多くのケースで、教職課程をやめた人間がいう言葉です。

現実問題、様々な理由からたくさんの人が教職課程をやめます。

僕が取得した英語科も大学内で初めは20人弱いたのに、最終的に取得したの4人でした。

履修生が多い、社会科などになるとさらに辞める人の人数は多いです。



ここまで、聞くと

やっぱり、多くの人が辞めるくらい教職課程って大変なんだな。

そう感じると思います。

最初に言いましたが、悪くいうのは基本やめた側の人間です。

実際に教職課程を修了した側の人間がこの話をすることに意味があるかなと思います。

教員免許をの価値ってなんだろう。

そんなことにも少し触れて解説していきます。

結論は


結果論、別に忙しくない


です。

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取るべき単位が多い

取らないといけない単位が多い=授業数が多い。

これは避けられないことです。

他の資格を取るために必要な時間を考えると、単位なのかどうかの違いにも感じます。

普通の人の約1.5倍

普通に大学を卒業していく人と比べると、約1,5倍の単位を取得する必要があります。

中には、卒業単位に含まれるものもあります。

参考にこれが一番授業が多かったときの時間割です。

1授業90分なわけなので、その大変さはわかると思います。

授業だけならまだしも、課題が出たりもするわけです。

きつかったかと言われると、きつかったが正直な感想になるわけですが。

僕は、基本これしかしてなかったので、忙しいとは言い切れませんでした。

何かを犠牲にできるか

基本これしかしてこなかったと言いましたが


・少年サッカーのボランティアコーチ
・社会人サッカー
・部活(バンド)


をこなしていました。

多くの人は教職課程をやめる原因が

友達と遊びたい

バイトがしたい

部活がしたい

の3つです。

3大原因といっても過言ではないでしょう。

質問です。



この3つのうちどれかを捨てることができますか?



僕は、友達と遊ぶことを捨てました。

大学時代、リアルに一切遊んでいません。

基本、大学と家の往復のみです。

唯一遊んだのは卒業する前くらいです。

周りに流されて、普通の大学生生活を送りたいのであれば、教職課程なんてやめた方がいいです。

そういう人にとっては教職課程は忙しいです。

もちろん、そんな生き方も否定はしません。

ですが、一度自分は本当にどうしたいのか考えて見てください。

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実習が就活と被る

教職課程を取る生徒の割とほとんどが免許だけ欲しい人たちです。

つまり、卒業後は普通に働きたい人たちです。

そんな人たちにとっては実習が障害になります。

教育実習

教育実習はご存知の通り、小中高のいずれかに2~4週間実習に行きます。

時期が、5~6月,または9月~10月です。

大学によっては3年次に行うところもあるみたいですが、基本4年次になります。

つまり、バリバリ就活と被るということです。


志望している会社の面接と教員免許どちらを取るかの選択を迫られます。

就職希望の学生にとってはこれがかなりキツイです。

なので、せっかく3年生まで頑張ってきたのにやめてしまう人が結構います。

教育実習も、教職課程が忙しいと感じる原因の一つだと思います。

ただ、その就職を犠牲にしなくてもいい方法はあります。

対処法

圧倒的なスキルを身につける。

これしかないです。

教員免許を取るには、就活をある程度犠牲にする必要があります。

こうなると、自分の希望する会社に入れない可能性が出てきてしまうわけです。

これを対処するためには


会社から求めてもらえる人材になる


しかないです。

みんなと同じように、リクルートスーツを着て、説明会行って、就活することが正解だと思っていませんか?

他に選択肢として、長期インターンから社員になるという手もあります。


バイトから社員になる人がいるように
インターンから社員になってもいいわけです。


そのためにも、実用的なスキルを大学時代に身につけておく必要があります。

自分が行きたい業界に必要なスキルはなんなのかを分析し、勉強するようにしましょう。

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教員免許の価値

頑張るにしても、教員免許に価値がないなら取る意味はないと思います。

一つ確実に言えるのは、価値はありますし、作れます。

子どもに関わって行きたいなら

もし、あなたが教師ではなくても子どもに関わる仕事がしたいと考えているのであれば確実に取得しておくべきでしょう。

保護者への安心感に繋がります。


教員免許=子どもを指導できる能力がある


ということだからです。

あなたが一見子どもに関係ない仕事についたとしても、会社のイベントなどで子どもと触れ合う可能性がゼロではありません。

つまり、教員免許というのは子どもに関わるときに価値を与えてくれます。

数少ない実績の一つ

多くの大学生、僕もそうでしたが、大学時代に実績というものを残すことは難しいです。

特に有名大学ではない学生はその傾向が顕著だと思います。

就活するにしても、実績がなければ有名大学の学生には勝てません。


学歴フィルターがあるように

もし、教員免許を持っていれば取得するための努力ができるんだと評価してもらえます。

本当にしたいことがあって、そのためには教職課程を捨てたいわけではないのであれば

バイトや、友達と遊ぶことを犠牲にしても教員免許を取得する価値は大いにあります。

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まとめ

今回は、大学での教職課程は本当に忙しいのかをテーマに解説してきました。

結論は


結果論、忙しくない。


でした。

授業数だけで見れば、かなり忙しいんですがそのために何かを犠牲にしていれば可能ということです。

忙しいと感じる方は、3大理由の

友達と遊びたい

バイトがしたい

部活がしたい

のどれかを犠牲にしてください。

教員免許の価値についても触れました。


子どもと関わりたい人
実績が欲しい人


にとっては間違いなく価値はあります。

教職課程は大変です。

それは事実です。

自分が思い浮かべる将来のために、今楽するのではなくて

今、頑張り切ってください。

大学時代2年間の少年サッカーのコーチをする。その後半年のロンドン留学でプレーヤー、指導者として学ぶ。プレーヤーとしては、ドイツ5部の練習参加を経験。指導者として、FAライセンスLevel1取得。
「廃校利活用」で修士号取得
現在、私立高校英語科非常勤講師、同校サッカー部スタッフ
英検準1級、FAライセンスLevel1

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