[英語教師]英語ができる生徒がいるクラスでの授業が不安な場合の対処法とは?

教職
スポンサーリンク

こんにちは。柴田崚介です。

投稿者
投稿者

大学院に通いながら、高校で非常勤をしている英語教師です。

英語教師、特に新卒の先生にに多い不安として

「生徒が自分より英語ができたらどうしよう。」

というものがあると思います。

僕自身、新卒でなおかつ国際クラスの授業を担当しているので留学帰りの生徒など、自分より英語ができる生徒はいます。

ただ、そのクラスでも生徒は僕のことを先生として信頼してくれています。

今回は、自分より英語ができる生徒がいるクラスで授業する時の対策法を紹介していきます。

スポンサーリンク

英語教師の英語ができるとは

まず、前提として英語教師にとっての英語ができるとはなんでしょうか。

スピーキングに自信がない

帰国子女などの生徒を教える際、一番の不安要素は自分より英語が喋れると言うことだと思います。

文法項目などは知識なので、授業準備を行えば補える。

でも、スピーキングに関してはごまかせない。

何か文章一つを読むにしても、発音が悪いとバカにされているのではないか。

そんな風に考えてしまう。

こうなると、なおさら自信がなくなって、悪循環です。

そんな悪循環を断ち切るにはどうするべきでしょうか。

喋れる生徒を活用する

英語が喋れる生徒がいるのならその生徒を頼ることをオススメします。

現実として、自分より喋れる生徒がいるのなら授業をしていく中で活用しない手はありません。

音読をしてもらう。

文章を作ってもらう。

いろんなところでその子のスキルを活かしてあげましょう。

生徒に頼るのはなんか申し訳ない…

そんな声が聞こえてきそうですが、逆に他の生徒にとって喋れる人が近くにいるのに活かしてあげないほうが学習の機会損失です。

喋れる子にとっても、自分を特技が活かせる場になるわけです。

自分がなんとかしないといけないと思い込まずに、積極的に頼ってみましょう。

文法が不安な場合

文法を扱う授業でそっちの方が不安という方もおられると思います。

そんな方に言いたいのは

必死に勉強しましょう。

ということです。

先日下記のツイートをしました。↓

文法に関しては、知識の部分が大きいです。

毎回の授業準備を必死にやればインプット・アウトプットを強制的に繰り返すことになるので嫌でも定着します。

必死で毎回対策して授業を繰り返す。

文法に関しては、これが一番の対策法だと思います。

スポンサーリンク

生徒への前提提示

授業前にあることを前提として提示しましょう。

それだけで心がだいぶ軽くなります。

自分の英語力を受け入れる

先生=英語ができる(完璧)

というイメージを持ってしまいがちですがそうではないですよね。

自分は英語が完璧ではないんだよ。

これを伝えるほど怖いものはないかもしれません。

先生としてみてもらえなくなるかもしれない..,

そんな不安もあるかもしれませんが、毎日不安で授業をするよりは割り切ってしまった方が賢いです。

自分の英語力へのギャップがあるから不安になります。

自分が思っている理想になんてなかなか届きません。

そこにたどり着くまで先生をしないこともできません。

やりながら日々成長していけばいいんです。

では、生徒になんと伝えればいいのでしょうか。

生徒に伝える

先日下記のツイートをしました。↓

自分も一学習者であることを伝えちゃいましょう。

授業の初めに

先生も英語完璧じゃないから一緒に勉強して英語できるようになっていこうね!」

「先生も間違えると思うし、間違ってたら教えてね!」

と伝えましょう。

僕自身、国際クラスに関しては最初にそう伝えてます。

僕も最初はめちゃくちゃ不安でした。

でも、伝えてしまえば心はだいぶ軽くなりました。

でも、忘れないで欲しいのは、それで英語の勉強をサボってもいいというわけではないということ。

だからこそ、毎日必死に勉強しましょう。

その姿勢が生徒にも伝わります。

スポンサーリンク

英語ができる=教えるのが上手いではない

英語ができるからといって英語を教えるのが上手いわけではなりません。

先生として求めらているのは

英語を教えるのが上手い

ことです。

できなかった人の方がいい

多くの日本人は英語が苦手です。

そんな最初からできる人の方が少ないんです。

できない子の気持ちをわかってあげれるのは、英語ができない時期があった先生だと思っています。

できなかった生徒への気持ちをくんで接してあげれることは先生として大きな武器です。

効率のいい勉強法は?

一つだけ言えるのは、生徒より英語を勉強してきているということです。

生徒よりたくさん失敗もしてきているはずです。

その分経験があります。

効率のいい勉強法もわかっているはずです。

生徒のことを当時の自分だと思って、その時教えて欲しかったことを教えてあげることを意識しましょう。

スポンサーリンク

まとめ

今回は、自分より英語ができる生徒がいる授業への対処法を解説してきました。

結論を言うと、できないことを受け入れ生徒に伝え、一緒に成長していくスタンスを持つ

ということです。

残念ながらできないものがいきなりできるようになったりなんかしません。

ましてや言語なんて時間がかかります

不安でいっぱいだろうが、どうしようもない問題なのだから、割り切ってしまいましょう。

間違ってほしくないのは、英語ができるようにならなくていいというわけではありません。

英語を仕事としているのだから、英語を身につけることに時間をたくさん割くべきです。

できるようになるべきです。

毎日必死で勉強して、試して間違えて成長して

それを繰り返しましょう。

それがきっと今あなたが抱えている不安を根本的に解消する方法であることは間違いありません。

あなたが思っている英語ができる人とのギャップを埋めない限りその不安は消えません。

僕も、偉そうに対処法など書いてきましたが、自分自身の英語力も思い描く理想にはほど遠いです。

毎日頑張ってもがいています。

まずは、今回紹介した対処法を実践して目先の不安を取り除き、自分の理想とのギャップを埋める努力をしましょう!

大学時代2年間の少年サッカーのコーチをする。その後半年のロンドン留学でプレーヤー、指導者として学ぶ。プレーヤーとしては、ドイツ5部の練習参加を経験。指導者として、FAライセンスLevel1取得。
「廃校利活用」で修士号取得
現在、私立高校英語科非常勤講師、同校サッカー部スタッフ
英検準1級、FAライセンスLevel1

柴田崚介をフォローする
教職英語
スポンサーリンク
柴田崚介をフォローする
Ryosuke-studys

コメント

タイトルとURLをコピーしました