こんにちは、柴田崚介です。
大学院に通いながら、高校の非常勤講師もする現役の教師です。
中学生のお子さんを持つ方にとって「成績」はとても心配な要素ですよね。
中二に上がってからうちの子成績下がっていってる…
このままじゃ、高校進学できないんじゃないか…
そんな不安から何かしてあげたいと思うのが親心というものです。
でも、当の本人の子どもは「うっせぇ、くそババア」の一点ばり。
とりあえず塾に行かせようかな…
そんな悩みを全国の親御さんが抱えています。
そこで、仕事に家事に忙しい親御さんが一切頑張らなくても、勝手に子どもが勉強してくれる方法をご紹介します。
「勉強しなさい」と子どもに文句言われ嫌な思いをするのは今日で最後にしましょう。
結論は、環境を整えてあげることです。
親が行うべき3ステップ
ここでは親御さんが子どもにできることを3ステップで紹介します。
環境を整えてあげる
このステップの一番大事なポイントになります。
それは、とことん環境を整えてあげることです。
勉強は環境がものを言います。
その環境を作ってあげることができる唯一の存在が保護者なんです。
例を挙げれば、田舎にある塾に通うより都会にある有名塾に通わせたほうが学力が伸びる可能性が高いでしょう。
ひと昔前ならそれがもろに学力差につながっていたかもしれません。しかし、いまは全国どこにいても同じように授業が受けれるような映像授業や通信学習が発展してきました。
その代表とも言えるのが、以下で紹介するスタディサプリと進研ゼミです。
塾と比較するとどうしても強制力がありません。やるかどうかは本人にある程度かかってしまうという点です。
でも、そのデメリットをかなり上回るだけのメリットがあります。
以下で解説して生きます。
スタディサプリ

スタディサプリは、有名講師の授業が月1980円で見放題のサービスです。
スマホで授業が受けれるので、その分子どもがしっかりと自分自身で頑張る必要があります。
しかし、親の元に子どもが何時間スタディサプリを使ったのかメールが送られてくるので、活用しているのか簡単に把握することができます。
一番のオススメポイントは、授業の質が神レベルだということです。
その道の専門家たちが授業を行なっているので、正直学校の先生よりわかりやすいです。大人がもう一回勉強し直すのに使ってもいいくらいです。
講座は小4から大学受験生までカバーしているので、自分にあったレベルから学習し直すこともできます。
教科書別に講座があるので学校の授業とリンクさせることが可能です。

僕自身、スタディサプリに登録して、授業の参考として勉強していますが、冗談抜きに、これが全国の学校で平等にみんなが見ることができたなら、教育が日本全国平等に行えるようになるのになと強く思います。

進研ゼミ

進研ゼミも取り組むか取り組まないかは本人次第な部分が欠点です。
でも、進研ゼミではその子にあった教材を毎月送ってくれます。基本的に進研ゼミで、予習と復習を完結できるようになっています。
つまり、自分で取り組むことができれば子どもにとってもいい教材であることは間違いありません。
中学生になると、小学生と違い授業受けているだけではなかなかいい点数は取れません。
かといって市販のテキストを買ったとしてもわかりにくかったり、教科書に対応していなかったりすることが多いです。
そんな問題を解決してくれるのが進研ゼミです。
最近では、タブレット学習を取り入れており、子どもが興味を持って取り組める仕組みになっています。

日本の教育に関することを日本で一番研究しているのがベネッセです。
受験期になると都道府県別にまとめた教材が届きます。↓

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一緒に勉強する時間を作る
子どもが好きなだけ勉強できる環境を作ってあげたら、次は勉強へのきっかけづくりです。
勉強する習慣がない子どもへの習慣づくりをしてあげましょう。
嫌な思いをしながら言っていた「勉強しなさい」をなくすための秘策がこの一緒に勉強するということです。
仕事や家事で疲れ果てているのに子どもと一緒に勉強する時間なんて確保できないと一瞬でも思った方は、子どもに文句言われてギスギスするのと、1日のたった1時間どこかで仲良く勉強するのどちらがいいですか?
親御さんが勉強するのはなんでも構いません。
本を読む、新しい趣味について調べてみる。
大切なことは子どもと勉強するという同じ時間を共有することです。
これだけで、子どもが感じる「勉強しなさい」のニュアンスが変わってくるのがわかりますか?
1時間スマホでゴロゴロしていた時より必ず人として成長するだけでなく、子どもと良好な関係が築けます。
結果として、子どもが自主的に勉強する習慣が身につきます。
そうなれば、親としては何もしなくてもよくなります。

褒める
最後に子どもに対してしてあげてほしいことは、褒めてあげることです。
親に褒められて嬉しくない子どもは正直いません。
一緒に勉強しながら、30分集中できたら褒めてあげるなど、子どもの現状のレベルから少しでも頑張れたことがあったら褒めてあげましょう。
こうすることで、子どもは無意識に勉強に取り組むようになってくれます。
実例紹介
口だけではなんとでも言えるので、8歳下の中学生の弟のために僕がしたことを紹介します。
全て実話なので、説得力があるかなと思っています。
スタディサプリに登録
まず、僕がしたことはスタディサプリに登録しました。
理由は、僕が中学生の時にあったらよかったなと思ったサービスだったからです。
テキストで学習するのもいいのですが、やはり映像で授業してくれたほうが頭に残りやすいです。
全国トップレベルの先生が行う授業はわかりやすく、興味を持って勉強に取り組むことができます。
弟にスタディサプリがどうか聞いてみると

悪かった点
個人的には、映像より学校で直接説明されている方が頭には残る
よかった点
学校の授業よりわかりやすい
スマホで見れるから勉強しやすい
とのことでした。
英語教師の僕から見ても、スタディサプリの講師陣の授業はわかりやすく大いに参考にさせてもらっていますw
✔︎弟の変化
スマホでYouTubeやゲームががスタディサプリへ
勉強時間の増加
ビデオ通話で一緒に勉強
僕が大学院で実家ではなかったので、LINEでビデオ通話を行い、お互い何をしているのかがわかる状況で毎日1時間以上勉強しました。
親が兄弟が一緒に勉強するメリットというのはふざけないということです。
よく中学生になると、友達と家で一緒に勉強するなどすることがあると思いますが、ちゃんと勉強しているところを見たことがありませんw
その面、サボれない環境を作ってあげることができるのは、親か兄弟です。
✔︎弟の変化
定期テストが350点→420点
一緒に目標に挑戦する
弟が中2の時に英検を受けよう!という話になりました。
1ヶ月前でしたが、一緒に計画立て、勉強に取り組みました。
結果として1ヶ月の勉強で英検3級に合格することができました。
その横で僕自身も毎日同じように勉強を継続しました。
✔︎弟の変化
英検3級に合格という成功体験がその後の大きな自信に
一切言わずとも自分で勉強するようになった
一緒に勉強をしていたのは約2ヶ月ほどでしたが、この期間に弟は自主的に勉強するようになり、何も言われなくてもいい成績をキープするようになりました。
まとめ
今回は、子どもの成績が伸びなくて悩んでいる親御さんに向けて取るべき行動をまとめてきました。
結論は、環境を整え一緒に勉強するということです。
勉強したいのに、環境がないというのが子どもにとって一番つらいことです。
でも、なかなか子どもは最初は自分で勉強することができません。
すでに自主的に勉強するお子さんの場合は、とことん環境を整えてあげてください。
まだ、自主的には勉強なかなかできないお子さんの場合は、環境を整え、何ヶ月間か一緒に勉強してあげましょう。
この行動で、あなたの今後の負担と子どもの未来が変わります!


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