教科を純粋に指導したい人は教師になってはいけない理由

教職
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こんにちは、柴田崚介です。

大学院に通いながら、私立高校で非常勤講師をしています。

先日、下記のツイートをしました。

結論から言うと、純粋に教科だけを教えたい人は教師ではなく予備校講師や、塾の先生になった方がいいです。

教師をしてきて、求められているのは、教科指導力ではなく生徒との接し方のスキルだと感じました。

進学校ではない学校を前提に解説していきます。

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教師に必要なスキルは教科指導力ではない!?

教師に必要なのは教科指導力だろ。

僕も一番大切なのは教科指導力だと思っていました。

実際に、教育現場に立ってみると求められているのはそこではないことに気づきます。

もちろん教師として必要なスキルなんですが、一番ではないということです。

では、どのスキルが求められているのでしょうか。

まず授業を成立させれるか

地方の現状をお話ししましょう。

進学校とは違い、まず授業を成立させることから始まります。

チャイムがなり、席につかない生徒に着席を促し、教科書を机の上に出させるので一苦労です。

授業をそもそも成り立たせることができるか?から始まるわけです。

いくら教え出したら上手くても、まず生徒を授業に集中させなければその指導力はなんの意味もなしません。

罵声が飛び交い、授業中におしゃべり、スマホは当たり前の環境。

そこでやっていける自信がなければまず教師は続かないでしょう。

いきなり、暗い話ですがこれが教育現場の現状であることを知ってください。

予備校は授業が成立している状態がスタート

方、予備校などはどうでしょうか。

基本的に、やる気がある生徒が集まっているわけです。

集中しようとしている生徒を授業により引き込めるかが勝負です。

この授業前にかかる労力の違いは教科指導を頑張りたい人にとっては大きな違いだと思います。

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授業以外の業務が多すぎる

教育現場の大きな問題だと思うのですが、授業以外の業務が多すぎます。

部活、校務、保護者対応etc

あげだしたらきりがないですが、指導がうまくなるには必要不可欠な授業準備、教材研究に使える時間がほぼないということです。

実際、教材研究をする時間がなくて惰性で授業してしまっている教師はたくさんいます。

教材研究の時間を確保しようと思えば、睡眠時間がかなり削られることになります。

未来は、身体を壊して教師を続けれなくなる姿が思い浮かびますよね。

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予備校講師の方が最新事情を研究できる

なぜ、センター試験から共通テストになるとなった時、学校現場からは多く反対意見が出たのでしょうか。

それは、教師が研究する時間を確保できていないからです。

実は、ベネッセや予備校講師はかなり新入試についてお金も時間もかけて研究しています。

だから、ベネッセなどに委託するなどの話があがるわけです。

また、アクティブラーニングが主流になってきているのはご存知だと思います。

実情、教師にアクティブラーニングを研究する時間がないのです。

多くの教師が、昔ながらのチョーク&トークの授業を行っています。

つまり、もし教科教育の最先端を常に取り入れて、自分の授業に還元していきたいのなら教師では厳しいというのが現実です。

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結論

教科指導を純粋に極めたい人は教師になるのはオススメできません。

理由を一つにまとめれば、教科指導を極めることができる環境ではないからです。

その環境が手に入るのは、予備校講師か塾の先生かなと思います。

教師でやるなら、進学校だけでしょう。

この現状もあって、教科指導が本当に上手い先生方はどんどん学校現場からいなくなっています。

教えている人のレベルが変わるので進学校と地方の公立ではどんどん学力差がひらいていっています。

もちろん、中には教科指導も頑張りながら働いておられる先生もたくさんいると思います。

ただ、かなりキツイです。今後、教師になる方は自分がどんな教師になりたいのか一度考えてみてください。

教科指導のスペシャリストを目指したい方は学校の先生以外の選択肢も考えてみてください!

大学時代2年間の少年サッカーのコーチをする。その後半年のロンドン留学でプレーヤー、指導者として学ぶ。プレーヤーとしては、ドイツ5部の練習参加を経験。指導者として、FAライセンスLevel1取得。
「廃校利活用」で修士号取得
現在、私立高校英語科非常勤講師、同校サッカー部スタッフ
英検準1級、FAライセンスLevel1

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コメント

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