こんにちは、柴田崚介です。
先日、下記のツイートをしました。
英文法の授業に関してはmy教材を作成することがオススメです。
— 柴田崚介@次世代の教育者×挑戦者 (@ryoispassion) January 28, 2020
一度作成すれば学校で使うテキストに左右されず授業することが可能。
もちろん、テキストのサブとして使うのもあり。
1年目で掴んだら、徐々に作成しましょう。
授業準備が減り、なおかつわかりやすい授業ができます。
授業に余裕ができてきたら、my教材を作成していきましょう。
自分のノウハウを詰め込んだ教材を作ることで、効率のいい授業が体現できます。
これは、僕自身現在高校英語教師としての経験をもとにしています。
今後、英語教師を目指したい方などに参考になるかなと思います。
なぜmy教材を作成するべきなのか
そもそもなぜmy教材を作成するべきなのでしょうか。
もちろん、学校内で配られるテキストを元に授業を展開していってもいいのですが、それではある程度授業展開が固定してしまいます。
本当は、ここの単元の大切なポイントはここだけだから、簡単に説明してたくさん問題を解かせたい。
でも、テキストはここまで説明されているからここまでやらないと…
与えられたテキストの解説をして問題とかせて授業おしまい。
誰でもできるし、本当に生徒たちのためになるのでしょうか。
従来の英文法の授業から脱却するためにも、my教材作成は重要になってくると思います。
一度my教材を作成してしまえば、資産になります。
具体的に得られるメリットとしては↓
・教材研究にかかる時間の削減
・テキストによって左右されない
・自分の評価につながる
・自分の知識の定着につながる
・随時更新できる
が挙げられます。
下記で、それぞれのメリットについて解説していきます。
授業準備が圧倒的に減る
教材研究にかかる時間が多くの教師にとってはかなりの負担になっています。
一つの授業のために何時間と準備するのはざらです。
教材研究を減らす方法は2つあります。
1 テキストのまま何も考えず教える
2 自分の教材を作る
この2つです。
1に関していえば、妥協の典型例です。
いませんでしたか?ただただ教科書を読んでいく先生
いや、独学でいけるやん
そうなりますよね。
そんな授業をしていては、あなたの価値は一つもありません。
2の方は、自分の教材があるから一から資料を作る必要がないのでその分時間が削減されます。
一年目は大変です。
でも、二年目, 三年目となっていくうちに去年使ったのがあるから使いまわしが可能になります。
それを究極化したのがmy教材というわけです。
テキストによって左右されない
テキストを使っていると授業の時間配分がある程度固定されてしまいます。
そのテキストを終わらせることに時間を取られ、本当はもっと〇〇に時間を割きたかったけどできなかった。
でも、my教材だったら、自分の授業のスタイルに合わせて教材を作ることができます。
もう一つあるのは、例えば一年目, 二年目と同じ教材を使って授業していたのに三年目からテキストが変わって去年まで使ってたのが使いまわしできないパターンです。
もちろん、知識は増えていますし、一から作るわけではないので大変さは減りますが、それでもそのテキストにあった形に作り変える手間がかかります。
my教材を一度作ってしまえば、テキストに関係なく授業を行っていけるということです。
自分の評価につながる
誰かに評価されるために授業を行っているわけではありませんが、my教材を作りきっている先生は数少ないです。
自分が作った教材で授業して生徒たちの文法理解が向上したり、生徒たちからの評判がよければそれが自分の評価へとつながります。
予備校みたいに先生たちを生徒たちが選択できるわけではないので、なかなか目に見えて評価が上がっているのかは確認できませんが、「〇〇先生の授業わかりやい」というのは、必ず他の先生方の耳にも入ると思います。
知識の定着につながる
授業していると、「あれ?なんか前より知識増えているな」と感じたことがある人も多いのではないでしょうか。
授業内で喋ったことは、知識の定着がいい。
つまり、アウトプットすれば知識は定着します。
そのアウトプットとしてmy教材の作成は使えます。
自分の頭にある知識を文章や図としてアウトプットしていくわけですから、かなりの定着が見込めます。
My教材を実際の授業で使わないにしても、作っていく価値はかなりあります。
随時更新できる
これは自分でmy教材を作る上での大きな利点です。
毎年新しい知識が入ってきます。
出版されている市販のテキストでは、なかなか更新ができません。
しかし、my教材は、いつでもアップデートすることができます。
毎年、ここ教えていて生徒たちあまり理解できていなかったなと思えば、改善することができます。
常に生徒たちに最新のわかりやすい授業が提供できるようになります。
結論
結論は、英文法の授業ではmy教材を作れ!です。
新卒でいきなりmy教材を作れというのは難しいので、my教材を作るための資料をどんどんためていきましょう。
一度作ってしまえば、間違いなく資産になります。
その後の教師生活が大きく変わると言っても過言ではないです。
常に最新の生徒にわかりやすい授業を展開していけるように、my教材の開発に取り組んでみましょう!
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