こんにちは、柴田崚介です。
大学院に通いながら、私立高校英語科非常勤講師とサッカー部スタッフを両立していました。
※2020年度は修論専念中
今回は、コロナ後(アフターコロナ)の学校生活はどうなる?部活は?をテーマに解説していきます。
コロナの影響で、学校教育が変わらざるをえない状況になっています。
一方で、6/1以降普通に学校が再開する感じもします。
いろいろ賢い人たちが、議論をしています。
学校現場を実際に知る僕としては
結論、
変わらない
と思っています。
それが日本の教育でもあると思います。
例えば、日本人らしさと言われる
・集団行動
・人に気を使う
これらは、オンライン教育で維持することができるのでしょうか。
文化というものは、時代の中で失われていくものもあります。
つまり、今世界で日本人らしさと言われているものを失うことになったとしても、それを受け入れ前に進むべきなのでしょうか。
ここに関しては、また別の記事で扱います。
まずは、
学校生活
部活
の今後を理想も含め予想してきます。
では、いきましょう。
学校生活
学校生活について考えます。
ここでいう学校生活とは、授業であったり課題活動以外をさします。
クラスがあって、みんなで一斉に同じ教室で授業を受けて、その学校生活です。
今まで通り
これがいちばん可能性が高いんですが
何事もなかったようになることが予想されます。
実際に、コロナの中で部活動を指導していた時期もあった僕自身が感じたのは
多くの子どもたちが「気にしてない」ことです。
普通に友達と大きな声で喋ったり、いわゆる濃厚接触をしていました。
これが現実です。
つまり、このまま学校が再開されたとしても、コロナ前の学校生活に戻る可能性が圧倒的に高いです。
今回の影響で、オンライン系の認知度は上がりました。
スタディサプリなどのオンライン授業が広まったということです。
最初は、抵抗があったはずのオンライン授業も子どもたちは、その柔軟な対応力で慣れていくはずです。
が、そこまでだと思います。
オンライン学習は、個人に左右されます。
家庭の拡散はもちろん、本人の「メンタル」に左右されてしまうからです。
自分の意思で勉強ができない子どもにとってはオンライン教育は難しいでしょう。
約8割がここにあたると感じています。
オンライン×オフライン
理想の話をします。
この機会で、オンライン×オフラインが発達していく可能性もあります。
すぐは無理でも、登校を選択できるようになるかもしれません。
学校で授業を受けたい人
学校外で授業を受けたい人
ある一定の基準を満たしていれば選択できる環境が整います。
こうなると、家でも、海外でも同じように勉強できます。
授業という時間に縛られないので、午前中に課題を終わらして午後からは自分の好きなことに時間を割けるようになります。
よりクリエイティブな人間が、育つ環境が整うし、選択肢があることで子どもたちの可能性は広がります。
また、先生を選択できるようになります。
残念ながら、先生によって可能性を潰された子どももいるのは事実です。
従来の学校であれば、子どもに選択権はありません。
子どもが、先生を選択できるようになることで先生の質も向上することが望めます。
部活
部活について考えていきます。
これについても、現実と理想から予想していきます。
今まで通り
部活も変わることはないでしょう。
この変わることがないというのは、部活という仕組みのことです。
少し、感染症に気をつかうようになったり
それにともなって、練習メニューが変化したり
そのようなことはありますが、根本的には変わらないでしょう。
むしろ、オンラインで指導できることにも気づいたためによりブラックになる可能性もあります。
ネット環境があれば、極論24時間指導できるということです。
指導者によっては、さらに部活に熱心になり、指導時間が伸びていくこともあるでしょう。
ここは、国や学校が基準を示すべきだと思います。
指導者が一人ではなくなる?
オンラインでの指導がある程度可能であるということに気づいた人も多いでしょう。
それにより、日本全国だけでなく世界中から自分だけのパーソナルコーチを探し、指導してもらうことができるようになります。
今までは、その学校の先生、そのチームの指導者だけでした。
これも学校生活と同じように指導者にあわなくて潰れてしまう子どもを救う一手になるかもしれません。
学校生活でもいましたが、子どもが先生や指導者を選択できる日が近いでしょう。
まとめ
今回は、コロナ後(アフターコロナ)の学校生活はどうなる?部活は?をテーマに解説してきました。
結論は、
なんら変わることはない
です。
もちろん少しの変化はあります。
オンライン授業が導入されたりするでしょう。
しかし、結局緊急時や休校時に使用する程度になると思います。
教育というのは、それぞれに理想があってどれが正解かはわからないものです。
ただ間違いなく言えるのは、選択肢があることは大切です。
子どもに選択できる環境を整えてあげることが必要でしょう。
間違ってはいけないのは、どのように学校が変わろうが勉強するのは、個人であるということです。
つまり、ネット環境さえあればどれだけでも勉強できる今、学校を言い訳にしてはいけないのかもしれません。(年代によって異なります。)
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