こんにちは、柴田崚介です。
大学院に通いながら、非常勤講師をしている現役高校教師です。
先日、下記のツイートをしました。
日本ではよく1つの競技をずっとやり続けていることが美化されますが
— 柴田崚介@高校教師×大学院生 (@ryoispassion) 2019年6月30日
教師を新卒で目指している人は、いろんな経験をすることをオススメします。
1つのことしかやったことがない教師が子どもたちに何を伝えれるのでしょうか。
多種多様なことをしたい子どもを
理解できないと思います。
ツイートにもある通り、日本では、一つの競技などをやり続けていることが評価されますよね。
しかし、先生として子どもたちと接する人がそれでいいのでしょうか。
今後教師を目指していく人に向けて書きます。
詳しく解説していきます。
一つのことだけを継続する時代は終わった。
みなさんは子どもの頃からどんな経験をしてきましたか?
一つのことだけをやる弊害
「一つのことをやり続ける能力」
あとで触れますが、それも素晴らしい能力です。
しかし、現実問題もしあなたが教師をしたいなら
それでいいのでしょうか?
例えば、生徒が
「Youtuberになりたい」
と言ってきたらどうしますか?
なんて答えますか?
「そんなもん無理だから、やめとけ』
の一言で生徒の夢を潰しますか?
夢を潰すは言い過ぎな部分もありますが
つまり
それに対して経験がない先生に
子どもにどうのこうの言うことができるのかということです。
一つのことしかやったことがなかったら、そのことについては詳しく相談に乗ってあげれるのかもしれません。
でも、他のことは推測でしか答えれなくなりますよね。
「多動力」という考え方
ホリエモンさんの本に「多動力」というのがあります。
下記リンク↓
多動力 (NewsPicks Book) (幻冬舎文庫)その中で、多動力とは
いくつもの異なることを同時にこなす力のこと
堀江貴文(2017):多動力(NewsPicksBook) 幻冬社
と説明されています。
つまり、一つのことだけじゃなくて自分が興味を持ったものなんでもチャレンジするということです。
例えそれが続かなかったとしても、どんどん同時にやっていくんです。
多分、子どもの頃から一つのことしかやってきていない人の多くは心の中で、小さい頃あれに興味あったんだけどな…
そんなものがあると思います。
興味持ったら即行動
この「多動力」の考え方が今後のベースになってくること知っておいてください。
掛け算パワーで魅力のある人間に
掛け算パワーというのは何かというと
たくさんのことを掛けて世界に一人しかいない価値のある人間になれ!
ということです。
例えば、サッカーをやっている人は世の中に腐るほどいます。
でも、それがサッカー×英語×音楽×プログラミング
のようにたくさんものを掛けていくと、どんどん母数が減っていくのがわかりますか?
これが掛け算パワーなんです。
なんでもいいです。
留学でもいいし、資格でもいいし
なにか自分の人生においてたくさん経験しましょう!
僕自身、教師になる前にたくさんのことをやってきました!
それが重なって、他の教師にはない価値を持てたと思います。
大学時代を使ってたくさん経験しろ!
教師になる前の大学という時期を大事に使いましょう!
大学の4年間無駄にするな!
大学の4年間というのが一番人生において自由になんでもすることができる時間です。
それを、サークルだ飲み会だみたいなことに時間をかけないでください。
サークルが悪いと言っているわけではなくて、たくさん経験していくわけですから
それだけに囚われてたらいけませんよね?
自分の将来の糧になることにどんどん時間を割いてください。
それが教師になる時に生きてくると思います。
実際に何をすればいいのか。
たくさんいろんなことを経験しないといけないことはわかったと
でも、実際自分は他に興味もないし
何が教師になる上で価値のあることなの?
と思っておられる方もいると思います。
結論言えば、なんでもいいです。
それはもちろん資格とか
目に見えてわかるものの方が他人からみると分かやすいですが
それが、あなたの人生において価値になっているものだったらOKです。
ゲームだっていいと思います。
ゲーム実況してみるとか
ゲームだけでもいろんなことにチャレンジできますよね。
継続することは素晴らしいことです。
一つのことじゃなくて、いろいろなことをやれ!
と解説してきました。
しかし、「継続すること」も大切な能力です。
ただし「毎日継続」だったらです。
世の中に毎日何かを継続できている人は少ないです。
毎日継続するということはそれだけで一つのブランドになります。
終わりに
今回は、教師になるならいろんな経験をしろ!
をテーマに解説してきました。
記事内でYoutuberを例として挙げましたが、実際に子どもたちにとっては憧れな職業なわけで
Youtuberの内容について全く知らない大人が否定することなんてできないと思います。
実際に動画編集してみたことあるだとか
そんな経験を持っている先生なら違う視点で考えてあげられますよね?
ぜひ、今この瞬間から新しいことに
あなたの価値を作りに一歩進んでみてください。
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