こんにちは、柴田崚介です。
大学院に通いながら、私立高校非常勤講師をしています。
先日、下記のツイートをしました。
仕事が楽しいかどうかは上司との関係と同期がいるかにかかってる気がする。
— 柴田崚介@月収3桁クソ雑魚ブロガー (@ryoispassion) February 20, 2020
逆にそこの条件を満たせているなら、ストレスなく仕事できるはずだから、心の余裕を持っていろんなことに挑戦できるはず。
教師というのは、とても大変な仕事ですよね。
ブラックなのが当たり前で、普通の人ならできない仕事だと思います。
現実は、多くの人が辞めていく仕事でもあります。
逆に何十年と働き続けている人もおられます。
この差は何で生まれてくるのでしょうか。
結論は人間関係です。
特に上司と同僚との関係です。
今、教師が辛いと感じている方にとっての大きな救いになればいいなと思います。
では、詳しく解説して行きます。
教師を辞めたい理由って?
教師しんどい…辞めたいな。
そう感じている方の原因はなんでしょうか。
10秒ほど考えて見てください。
どうですか?
仕事がブラックだからに決まってるだろ。
そう考えた方も多いと思います。
僕も一時期ずーっとそれで否定的になっていました。
ここでは、その理由を深掘りしてみましょう。
そうすると、人間関係が根本的な原因になっているかもしれません。
上司
あなたの上司を思い浮かべてください。
部活の顧問、教科主任、学年部長、様々な上司と呼べるような人たちがいるかもしれません。
では質問です。
Q その上司とサシ飲みに行けますか?
答えがイエスなら、学校にいるときにそこまでストレスを感じていない可能性が高いです。
答えがノーなら、上司との関係が、教師をやめたい理由になっている可能性があります。
上司と話したくない。=学校に仕事に行くのが苦痛。
となっていませんか?
実は、このパターンで苦しんでいる方が多いのではないかと思っています。
同僚(仲間)
信頼できる同僚はいますか?
意識高い人たちからすると生産的ではないのかもしれませんが、ときに愚痴を言い合えることは、ストレスの解消になります。
学校に行って、しんどくても、同僚と話すのが楽しい。これだけで、かかるストレスというのは大きく減少します。
世代が近い同僚がいるというのは大きなメリットです。
教師という世界は会社と違い、多くの同期が一緒に入社し、一緒に働く環境ではありません。
現場に入ってみたら、自分1人、そんな状況になってしまうと苦しいです。
僕は、歳の近い仲良く話せる同僚がいませんでした。これが、自分が教師嫌だなと感じていた大きな原因だと分析しています。
本当に教師に向いていないのか
「辞めてやろう」と考える前にもう一度、本当に教師に向いていないのか考えてみましょう。
人間関係に原因がある場合は、以下のアクションを取ることで、教師を続けるという選択肢を持つことができるかもしれません。
人間関係を改善する
先ほど問題にあげた、上司と同僚との関係を見直してみましょう。
今、上手くいっていない原因はなんなのか考えてみるといいです。
例えば、上司との関係で、上司がとんでもなく理不尽な奴ならどうしようもないですが、こちらのアプローチ方法で改善できるなら、努力してみる価値はあります。
上司のことを思い浮かべて、いいところ10個ぐらい思い浮かべてみましょう。
今までは、完全否定的に考えていた上司が少し仲良くできそうだなとかこう言ったら喜ぶのわかるなとか、もし少しでもそう感じたらまだ改善できる可能性はあります。
同僚はなかなかいるかいないかで難しい話なのですが、職員室の中で、仲のいい人を作りましょう。積極的に話しかけたり、お互いの趣味について語り合ってみたり、意外と仲良くできないと思っていた人でも、仲良くなれる可能性があります。
職場を変える
視野を広く持ってみましょう。
上司も同僚もどうしようもないのなら、職場を帰るという選択肢もありだと思います。
学校というのはたくさんあり、その分職場もあります。
今の職場が合わないという理由で教師を全て否定してしまうのは少し勿体無いとは思います。
教師が嫌なのか、人間関係が嫌なのかによって、アクションは変わります。
人間関係で辞めたいと感じておられる場合は、もう1つ、2つ職場を経験してみるというのもアリです。
自分にあった職場に出会ってそこで子どもたちにあなたが思いっきり関わってあげることが、子どもたちのために必ずなります。
前向きになれたら、スキルアップを目指してみましょう
人間関係が改善されて、楽しい職場になれば、心に余裕が生まれます。
そうなると、今までは見えてこなかった風景が見えてきます。
自分の担当教科をもっと極めるのも一つですし、教師としていろんなスキルを身につけることもオススメします。
今回紹介するのは、英語とプログラミングですが、どちらもできれば他の教師と比べて希少価値を自分につけることができるはずです。
英語
英語教育に重点が置かれている今、英語を学習することのメリットは大きいでしょう。
英語教員でなくても英語を勉強することに意味はあります。
英語を極めれば、情報量が変わります。
どうしても、学校現場というのは閉鎖的な空間なので、視野が狭くなりがちです。
英語を身につけて、世界中の情報味方につけ、人としても魅力的な教師を目指しましょう。
この機会にTOEICで高得点をとってみるのもありだと思います。
プログラミング
プログラミング教育が始まる中で、プログラミングスキルを身につけるというのは大きなアドバンテージになってきます。
また、プログラミングスキルを身につけることで、今ブラックと感じている働き方から抜け出せる可能性があります。
教師としてもらえる年収より、プログラマーとしてもらえる年収の方が将来的にも高くなる可能性の方が高いです。
また、独立することができるので、自由な働き方が手に入る可能性もあります。
長期休暇などの間に、思い切ってチャレンジしてみることをオススメします。
まとめ
今回は教師を辞めたいと感じている方に向けてどうアクションをとればいいのか解説してきました。
結論は、人間関係を改善するということでした。
その方法として
・上司や同僚と仲良くなる
・転勤する
でした。
人間関係さえ良くなれば、学校に行くストレスが大幅に減少し、全てがプラスに動いて行きます。
学校内でも上の方になってくる方で嫌そうに学校に来ている先生はいないと思います。
それは、自分が上で自由にできるからストレスがないんです。
教師なんてやめてやる!と決断を出す前に、少し考えてみるといいと思います。
ただ、やめたくてどうしようもない人無理をしないでください。
自分の身体が全てです。休むときは必ず休んでください。
その中で、もし余裕ができて新しことに手を伸ばせそうなら、いろんなことに挑戦してみてください。
その挑戦が子どもたちにも必ず還元されます!
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