こんにちは、柴田崚介です。
大学院に通いながら、私立高校で英語の非常勤講師をしています。
今回は、非常勤講師の給料について解説して行きます。
実際に私立高校で非常勤講師をしているので、生の声をお伝えします!
僕自身が務めているのは私立高校なので、基本は変わらないと思いますが、公立とは少し違うところもあるかもしれません。
結論から言うと、割のいいバイトに近い感覚だと思ってください。
非常勤講師の給料の仕組みは?
非常勤講師はどのような契約なのでしょうか。
正規の先生方とは違う契約になります。
何コマ持つか
非常勤講師の給料は授業を何コマ持つかによって決まります。
つまり、授業の一コマの単価によって左右されるということです。
相場によりますが、1コマ約月7000円~1万円あたりになると思います。
1コマというのは、一つの授業を1コマと計算し、その一ヶ月の単価ということです。
例えば、1コマ1万円としましょう。
授業を、週に14コマ(週に14回授業する)持っているとすると
月14万円もらえるということです。
時給換算したい場合は、上記の1コマ1万円とすると
1万÷月に何回その授業をしたか出せると思います。
例 1万÷4時間=2500円
僕の場合は、週2で10コマ(一日5時間授業する×2)なので1コマ1万円とすると月収10万円という計算になります。
ここから所得税が引かれるのでもう少し減ります。
公立の場合は
私立の場合は、何コマも持つことが可能なのですが、公立の場合だとそうはいかないケースがあります。
1つの学校で1コマしか持たせてもらえない可能性があります。
公立である程度稼ぎたいと考えている方は、掛け持ちする必要があるかもしれません。
1年契約
非常勤講師は、1年契約になります。1年後また契約してもらえるのか
常勤になったり専任なったりできるかはその人次第になります。
来年の身は保証されていないということです。
夏休み中などは給料もらえるのか
ここで1つ浮かんでくる不安として、長期休業中に給料は発生するのかという問題です。
大丈夫です。春休み、夏休み、冬休みともに給料が発生します!
1年契約になっているので、授業がない期間でも給料は支払われます。
最初は少しなんか申し訳ない気持ちになりましたw
授業時間以外は業務時間ではない
非常勤講師は授業時間での契約になります。
なので、授業時間以外に拘束はありません。
授業さえやれば、他の時間は家に帰ろうが何しようがOKということです。
実際は授業準備などでそんな余裕はありません…
契約的にはOKということです!
非常勤講師の立場
非常勤講師は責任がないといえばそうなります。
しっかりと授業を行うことが求められ、生徒指導などは教員に任せればいいです。
業務はほとんどふられない
非常勤講師は、授業時間での契約であるといのは説明しました。
なので、授業時間以外の学校の業務をやることはありません。
少しあるとすれば、テスト期間で授業が入っていた時間に試験監督を任せられるくらいです。
部活を持つ必要がない
もちろん、部活も見る必要はありません。
部活動を見たい場合は、見ることもできますが、非常勤講師でうちは顧問になるのはできないのかなと思います。
非常勤講師をしている理由にもよると思いますが、もし採用試験に合格するという目標がある場合に部活指導までみると勉強する時間がなくなってしまいます。
僕自身はサッカー部のスタッフとして部活に関わっていますが、もし部活がなければ自分の時間をもっと確保できるなと思うこともありますw
保険に入れない!?
扶養に入っている場合でしたら問題ないんですが、非常勤講師を職業にしようと考えると保険の問題が出てきます。
僕が務めている私立学校では、14時間(14コマ)授業を持つと学校の保険に入ることができます。
・自分がどれだけ稼ぎたいかによって扶養に入った方が得な場合
・他にも掛け持ちしていて稼ぎがある場合は自分ではいいた方がいい場合
の2パターンがあるので自分はどういう状況か確認して見てください。
まとめ
今回は非常勤講師の給料について解説してきました。
給料は、1コマあたりの単価に左右されます。
非常勤講師がいいか悪いかという話になると、完全に自分の状況によって変わります。
教師として食べていきたい方には非常勤講師で食べて行くのはオススメしません。
時間数だけで割ると時給もそれなりに高くいい感じがしますが、授業準備やテストの丸付けなどは勤務時間に含まれないからです。
来年度の保証もありません。
・自分が今後どうしていきたいのか
・どういう状況で働こうとしているのか
をしっかり考えた上で、非常勤なのか常勤なのかなど選択するようにしましょう!
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