どうも、柴田崚介です。
今回は、自分の子どもがサッカーを始めたし、一緒にコーチとして参加したいな。
そんな風に考えているお父さんに向けて
・資格はいるのか?
・他の保護者やコーチとの関係は?
・指導者としてステップアップするには?
そんな疑問に答えながらお父さんコーチになるために必要なことをまとめていきます!!
僕自身、実際に少年団のコーチとして
たくさんのお父さんコーチと関わってきました!
お父さんコーチに資格はいらない!?
サッカーのコーチになるためには、コーチングライセンスを取得していないといけない。
そんな風に思っている方も多いのではないでしょうか。
結論から言うと、資格は必要ないです。
ただ、コーチとして活動していく上で後々取っておくべきものではあります。
コーチングライセンスと言っても、どれを取ればいいのかわからない方も多いと思うので、後に解説して行こうと思います。
サッカー初心者でもOK
コーチになるには経験者じゃないといけないという決まりはないです。
むしろ経験がないコーチの方が、うまく言語化できたりします。
ただ、どうしても子ども達にプレーで見せてあげることが難しいです。
サッカーが好き、子どもが好きなら子ども達にサッカーを教えるための一番大事な要素を持っていると思います!
少年団は基本的にはボランティアである
お父さんコーチになろうと考えている方のほとんどが少年団でのコーチだと思います。
少年団とは、各学校にあるスポーツチームと言ったらいいですかね。
その少年団では、基本的にコーチに給料は発生しません。もらえても、交通費ぐらいで、むしろ出費の方が多いです。
自分の子どもを近くで指導できる一方、自分の休みを全て子どもたちのために使う覚悟が必要です。
約2年間自分の時間をほぼ犠牲にして駆け抜けました。
最低限審判の資格は取得しよう
資格は必要ないと言いましたが、最低限審判の資格は必要になってきます。
ただ、コーチになる前に取るのではなく、コーチになった後に少年団のコーチとして講習を受講しに行きます。
審判の資格なのですが、審判の資格の中でも一番低い4級審判を取ることになります。
資格自体は、講習を受けるだけで取得できます!!
これは小学生世代の公式戦などで審判をするために必要になってくるもので、大会にチームを帯同するとなったときに必要になります。
大会では各チームに審判が割り振られるので、資格保持者がいなければ他のチームにも迷惑をかけることになります。
なぜコーチングライセンスがなくても指導できるのか
なぜコーチングライセンスがなくても指導ができてしまうのか疑問に思う方もおられるかもしれないのでお答えします。
答えは、チームの中に有資格者がいればOKだからです。
少年団の監督をやっておられる方は基本的にC級ライセンス以上を所持されていると思います。
JFAにチームとして登録するために必要だったり、JFAが主催する大会(全日本少年サッカー大会など)に出場するためにも必要だったりします。
つまり、有資格者がベンチに一緒に入ってくれれば、あなた自身は資格がなくても指揮できるということです。
練習試合や各チームが主催するような大会では、必要ないので有資格者がいなくても一人で指揮できます!
他の保護者やコーチとの関係は?
コーチをしていく上で、もう一つ大きな不安になると思うのが保護者やコーチとの関係です。
自分の子どもだけでなく、他の子どもも指導しなければ行けなかったり、他のコーチと一緒に指導しなければ行けなかったり
必ずしも、自分がしたいような指導をさせてもらえるわけではないです。
僕自身は、2年目よりチーフコーチとして学年を任せてもらえました!
自分の子を思ったより観てあげれない
自分の子どもを指導したくてコーチになったのに思ったより自分の子を観てあげることができない。
そんな状態に陥る可能性は高いと思っています。
自分の子どもがチームの中でずば抜けて上手かったりすれば別ですが、そうではなかった時、自分の子どもじゃなくて他の子を使わなければ行けない状況にもなるかもしれません。
現在、少年団の多くのチームがチームのメンバー全員に平等に出場時間を設けるようになっています。
これがものすごくコーチを悩ませます。
少しでも出場時間が違うと他の保護者から文句を言われたり、自分の子がいじめの対象になってしまう場合もあります。
決して脅しているわけではないのですが、それぐらいめちゃくちゃ周りに気を使わないといけないです。
自分の指導法と合わない…
自分だけがその学年を指導しているのであれば特に問題はないのですが、一つの学年を何人かで観ると指導法を巡って揉める可能性があります。
例えば、自分は子どもたちにドリブルを徹底的にやりたいと考えていても、もう一人のコーチがポゼッションをやりたい。
この時点で、指導にズレが出てきてしまいます。
一回の指導の中でもテーマを持ってやることが大切なのでコーチたちがズレていると子ども達が困惑してしまうかもしれません。
解決法としては、とことん話し合うことです。
どのコーチも子ども達に対してすごく色々考えているし、想っています。
その想いをぶつけ合いながら指導していくことが、子ども達のためにもなると僕は信じています。
指導に正解はないと思っています。それが、子ども達のことを本気で考えていることなら、必ず子ども達にも伝わります。
指導者としてステップアップしていくためには?
お父さんコーチをしていると、指導者としてレベルアップしていきたいと思うかもしれません。
現状、日本のサッカー界では、指導者としてお金をもらってご飯を食べていくのは難しいです。
もし、そこまで考えていなかったとしてもお父さんコーチとしても教えれることを増やしたい!と考えている方にどのようにステップアップしていく方法があるのかご紹介します。
JFAのコーチングライセンスを取得していく
お父さんコーチとしては、資格はいらないと書きましたが、やはり指導者としては取っておくといいと思います。
ライセンスを取るには、講習に参加して、みんなの前で指導してのをフィードバックもらったりします。
ライセンスを取るメリットとして
コーチとしての信頼度が上がる、日本サッカーの指導方針が理解できる
があるかなと思います。
指導者として生きていくつもりはなくても、取っておいて損は絶対にないです。
留学する
ちょっとこれは非現実すぎるかもしれませんが、サッカー留学をするというのも一つです。
世界にもコーチングライセンスがあり、その国の指導がわかるので日本との違いもわかって面白いです。
また、ライセンスによっては短期間で取れるものもあるので1ヶ月間時間が取れる方にはオススメです!
僕は、イギリスでFAライセンスを取得しました!
クラブチームで指導する
ライセンスも取って自分に力がついてきたら、クラブチームで指導してみるのもいいかもしれません。
クラブチームは少年団と違ってお金をもらって運営しているので、お金をもらって指導できるチャンスです。
また、お父さんコーチの枠をはみ出ていくのですが、自分でチームを作ったりとお父さんコーチ出身でも活躍していくチャンスはあります!
まとめ
今回は、お父さんコーチになるには?をテーマに書いてきました。
今回の内容をまとめると
・資格がなくてもOK
・初心者でもOK
・自分の子どもをしっかり観てあげれない可能性もある
・人間関係が大変なこともある
・指導者としてステップアップも可能
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でも、その分子ども達から得られる学びも大きいです。
もし、少しでもお父さんコーチを始めようと悩んでいる方のお役に立てれば光栄です。
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